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中途半端なヲタから見た世界をぼんやりと綴っていきます。守備範囲はPC、ラノベ、ギャルゲとか。
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http://akiba.kakaku.com/pc/0908/08/190000.php
http://akiba.kakaku.com/pc/0906/19/220000.php

これさえあれば貴方のマシンも簡単に水冷化!
しかもメンテナンスフリー!水漏れの心配も無い!
これは凄い!!




まあ、ちょっと考えればわかることなんですが。

確かにコレあれば間違い無くPCに液体を使った冷却方式、いわゆる水冷PCができます。
車も、水冷じゃない車は存在しないくらいですよね。
確かに「水冷」と聞くとすごく冷えそうです。

でもですよ。熱量保存の法則ってありますよね?
水で冷やしたからって液体が温まるだけなんですよ。
温まった水はどこで冷やすかっていうと、ラジエータと呼ばれる金属板です。※どういう形状かはググってください
それに風を当てて冷やします。そう、結局空冷です。
液体は熱を移動させるだけです。
もちろん密封されてるので気化熱は期待できません。

上のURL画像を見るとわかりますが、黒くて四角いのがラジエータ(ポンプ内臓かな?)です。
大きめの空冷クーラーと同じくらいですね。
つまり、このラジエータのサイズでは、期待できる冷却性能は空冷とどっこい程度ということです。
更に言うと、ラジエータというのは水を通す経路がどうしても太くなってしまい、空冷CPUクーラーのヒートシンクと比べると空気の通り抜けが悪く、大きさあたりの性能が若干悪いという特徴があります。
水漏れの心配が無いわけではなく、CPUクーラーとしては高価な部類です。

じゃあ水冷の利点って何よ?というと、ラジエータを理論上いくらでも大きくできること、ラジエータをケース外に出すことができるということです。
自作で水冷PCを組んでる人はチューブをケース外まで伸ばしてラジエータを設置するのが普通です。
ケース内は熱源がたくさんあるので、どうしても温度が高くなってしまいます。
更に、120×240~360↑mmといった大型のラジエータを使用することが多いです。
中には360×360mmという超大型ラジエータを使っている人もいるそうで。
そういう人はグラボやチップセット、メモリ、HDDなどといったものも水冷で冷やしているようですが。

ラジエータ、ポンプ等は高価ですし、個人レベルでやると水漏れの危険も大きくなりますから、そう簡単に手出しできない分野ですね。
メンテナンスも、半年に一回は冷却水の入れ替え推奨など、非常にハードルは高いです。


だから、ちょっとそのハードルに挑戦してくるわ
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