RADEON CCC10.xとかでアスペクト比を固定する

CCC11.x用の設定法を載せました！

昔、グラフィックカード業界では普及率等の関係で、NVIDIAのGPUに最適化するゲームがほぼ全てでした。
最近、AMDのRADEONがのし上がっており、今の自作市場では人気が逆転したといっても過言ではありません。
性能も消費電力もGeForceを凌駕することが多いのが人気の理由ですかね。

しかし、このRADEON、ドライバ付属のユーティリティソフトであるATI Catalyst Control Center（通称CCC）の操作性が悪く、特に最近のバージョン10.xの設定項目のわかりにくさといったらボードを叩き割りたくなるほどです。
インタフェースが改悪される前は使い勝手は良かったのですが・・・。
非常にすっきりしていてわかりやすいNVIDIAコントロールパネルとは雲泥の差です。

そしてこのソフト、アスペクト比率を固定する機能はついているのですが、そもそもどこに設定項目があるのか非常に分かり辛く、なんとか見つけても設定項目がグレーになって変更できないということがあります。ゴミですね。
どうやらWindows Vista・7のワイドモニタ環境で発生するらしいです。


前置きが長くなりました。
解決策です。

1.画面の解像度を適当に変更(変な解像度のほうがいいみたいです)

2.CCCの設定画面を開く

3.左上の「グラフィックス」のメニューから「デスクトップとディスプレイ」をクリック

4.「ディスプレイを選択してください」と書かれたところの下のディスプレイアイコンを右クリック、「設定」をクリック

5.「属性」タブで「イメージスケーリング」のところの「GPUスケーリングを有効にする」にチェックをつける

6.「縦横比の保持」を選択、OKを押す

7.解像度を元に戻す

これで出来るはずです。
ゲームによってはダメかもしれませんが、自分の環境では問題なくアスペクト比の固定ができていました。
ただし、CCC最新のバージョン10.3では4のところで何故かCCCのトップに戻ってしまい、仕方なくCCC10.2を使用しています。

このへんの操作性をどうにかしてくれれば、ゲーム用PCでRADEONも選択肢に入るのになぁ・・・と。


2010/10/3　追記
現在のバージョン10.9にて、上の手順でアスペクト比固定ができることを確認しました。